ボランティア通訳
世界ラリー選手権(WRC)第13戦「ラリー・ジャパン」が開幕しました。昨日の繁華街は、「ここが帯広?」と疑いたくなるような国際的な町に変身。そこらじゅうに外国人がいるというのですから、驚きです。特に凄かったのが、全国的に有名になった帯広名物「北の屋台」。赤提灯が飾られた幅3メートルほどの狭い路地は外国人で埋め尽くされたそうです。
このイベントを裏方として支えるのがボランティア通訳の市民です。ジョイの生徒そして先生も参加しています。きっといい経験になることでしょう。思い通りにやれたら、それが大きな自信につながるはずです。そして、反対に失敗したとしても、更なる努力につながれば、それはそれで価値があります。
私が大学生になった年、札幌で冬季オリンピックが開かれました。英語クラブの先輩はみな正式な通訳として雇われ、中にはフィギャースケート界の妖精ジャネット・リンと一緒に写真を撮ったという先輩もいました。私はまだまだ英語の実力がないということで、善意通訳に応募して登録されました(これは希望者全員)。
オリンピック委員会から送られて来た「善意通訳」というバッジを胸につけ、札幌の町を緊張しながら歩いたのを覚えています。誰か外国人観光客に話かけられたい。でも、話しかけられたらどうしょう。なんてドキドキ、そしてワクワクしていました。でも、オリンピックの期間中、結局、一度も話しかけられませんでした。
せっかく英語を習っても使う機会がなかった帯広ですが、これからは違います。みなさんの舞台は無限です。この数日間、十勝ホスピタリティで外国からのお客さんを迎えましょう! このイベントが毎年続くといいですね。帯広はラリーの分野では、世界的に有名なようですよ。