中田の英語
昨日の夜、家に帰りテレビを入れると、英語が聞こえてきました。見ると画面には、あの中田英寿の顔が。プレミアリーグのボルトンに移籍した彼が、本拠地で入団会見に臨んでいました。彼のイタリア語はうまいという印象はありましたが、英語もなかなかでした。もう少し長く聞くことができれば、英検の何級レベルかぐらいは評価できたかもしれません。残念。
今日の新聞によると、中田本人の希望で、会見での質問は英語のみだったそうです。自らの英語で新天地での意気込みを語った中田は立派だと思いませんか? イタリア語は頑張っていたという話は有名ですが、彼は英語も勉強していたのでしょう。イギリスでは通訳を置かない方針だそうです。これから世界を目指すスポーツ選手は、中田を見習うべきだと思いませんか? ヤンキースの松井くんにも、今夜、電話してアドバイスしたいと思います。誰か彼の携帯の番号を知っている人はいませんか?
デーリー・テレグラフ紙の記者は、「英語がうまいので驚いた。静かで抑えめだが、とてもプロフェッショナルだった」と印象を語ったそうです。英語を話すだけで、これだけのインパクトを与えるのですからスゴイ! もちろん、これまでの日本人プレイヤーがそれだけ外国語ができなかったという背景があるからかもしれませんが。
おもしろかったのは、同席した日本メディアからの質問も英語に限られたということでした。「今後も日本語は使わないのか?」という質問に、「自分たちがどこにいるかを考えなければいけない」と中田は応じたというのです。これって痛快ですね。さすが中田! 日本人メディアの中には「中田って、英語が喋れないんでナカッタ?」なんてダジャレを言っていた人がいたとか、・・・。