デジカメ
私は決断力がない人間です。そして、今はどのデジカメを買うかで悩んでいます。ある意味では、デジカメを買おうという気になっただけでもかなりの進歩(?)かもしれません。なにせ、私はこれまで頑固にもデジカメを拒否し、昔ながらのキャノンの一眼レフを愛用してきたのです。
この夏、ジョイが所有するコンパクト型のデジカメを借り、140枚ほど撮ってみました。いまだにファンダーを覗かないで、へんてこりんな格好で写真を撮ることには抵抗があります。しかも、シャッターチャンスが少しずれるのは我慢なりません。ただし、この点に関しては、最新式のものであれば問題がないことが判明しました。そんなことから、4万円台のコンパクト型を買おうと決断したばかりでした。
ところが、今日配信されたネットニュースを見て愕然としました。それによると、デジタルカメラ市場で、高機能一眼レフ型がこれまで主流だったコンパクト型から急速にシェアを奪っているというのです。これは、2年前から順次一眼レフを販売したキヤノンやニコンが好調なことが影響しています。しかも、松下電器産業やソニーも他のカメラメーカーとそれぞれ提携し、来春以降に一眼レフ型への参入を決めたというのですから、デジカメ商戦は一段と激しさを増しそうです。
やっぱり私も一眼レフが欲しい! そうなると、値段も10万円台になります。ウーン、この金額を投資するには恐ろしい市場です。なにせ、技術革新がめまぐるしい分野ですから、買ったらもう次のものが出るなんてことが起きそうです。「そんなこと言ってたら、いつまでも買えないよ!」なんて声が聞こえそうですが、しばらくは悩みそうです。私は決断力だけでなく財力もないのでした!