ガーデニングから学んだこと
この2・3日、背中がいたくて、朝の4時には目が覚める状態が続いています。原因は、どうも幼稚園の日曜参観で子どもと遊んだことのようです。次の日は何でもなかったのですが、年をとると数日後に痛くなるというのは本当なのですね。
そんな体調ながら、今日は午前9時からほぼ一日ガーデニングを楽しみました。芝刈り、庭の境界線に石積み、雑草抜き、大根の種まき。何時間やっても時間が足りません。でも、庭と家庭菜園を作って本当によかったと思っています。前の家は、庭を手入れする時間などないと考え、建物以外の敷地には全て砂利を敷いていました。だから、朝食のみそ汁に庭から野菜を採ってきて入れる、なんて生活に憧れていました。これはすでに何度か実現しています!
そして、今日、ガーデニングをしながら、あることに気づきました。それは、この世に存在するものは全て必要なものだということです。普段は石ころなんか邪魔物だと考えていましたが、いざ石を探そうとしてもないものだということが分かりました。偶然にも、おふくろが家庭菜園を作る際に、土の中から出てきた石を集めていたのでした。おかげで、私のプレジェクトを完成させることができました。
雑草に手を焼いているみなさんが多いと思います。当然、私もそうなのですが、今日ほど雑草にがんばって欲しい、とエールを送ったことはありません。実は、庭の土手の部分が弱く、土が崩れてしまうのです。雑草がそこに根を張ってくれれば、この問題は解決されるでしょう。そうですよね?
私がガーデニングを通して気づいたことは、人間社会だって言えることだと思います。どんな人間にも存在価値があるはずです。そして、石ころが形、色、全てにおいて個性的なのと同じように、人間だって同じ人はいません。だから、お互いの長所や短所を理解し、うまく補い合って生きていかなければならないのでしょう。もちろん、これが難しいのですが。