いやな季節の到来
「寒い、寒い」と毎日のように言っていた5月から、一転。今日の帯広は暑かった! こんな日によりによってJICAでの研修の仕事が入っていました。なにせこの研修センターの部屋が蒸し風呂状態なのです。窓を開けて空気の対流がありません。しかも、まだ季節的に早いということで冷房も入っていませんでした。こんな日の講義の90分が長いこと。最後まで気力でやりましたが、途中、研修生の質問が分からず頓珍漢な解答をしてしまいました。
私はとにかく暑さに致命的に弱い人間です。大学卒業後、松下電器を1年半で辞めた理由のひとつは、本州の暑さでした。寒ければ、服を着ればいいだけのことです。でも、その逆には限度があります。素っ裸で授業をするわけにはいきません。だからと言って、冷房のきいた部屋で長時間いるのは苦痛そのものです。
私にとっていやな季節が到来しました。「今年は冷夏になるのでは?」という予測も出てはいますが、Who knows? 十勝は農業王国ですから、「夏は涼しい方がいい!」なんて大きな声では決して言えません。まして、ジョイの社会人コースには農家の人がたくさんいます。でも、正直、心の中では涼しい夏を願っています。
今日ひとつ発見したことがあります。昨年9月に新築した自宅が意外と涼しいのです。理由は、冬の床暖房のために土間にしたからだと思います。予算の関係でクーラーをつけなかったのですが、暑がりの私でも、もしかしたら自然冷房でなんとかなるかもしれません。今年の夏はどうなるか、我が家の経済にとっても重大な夏になりそうです。あと1ヶ月もすればその勝敗がはっきりするでしょう。
2005.06.01 20:30