ガラスの彫刻家
昨日そして今日と英検合格セミナーでした。2日間で10時間30分という長丁場で、すっかり疲れてしまいました。疲れた心身を癒してくれるのは、やはり芸術です。昨日からたまっていた郵便物の中に「嶋崎誠ガラス彫刻展」の案内ハガキを見つけました。残念ながら、開かれるのは北海道内ではなく川崎市ということで、行けそうにありません。でも、ハガキに写っている作品を見るだけで、少し癒された気分になりました。
嶋崎誠さんとは、英文雑誌『ノーザン・ライツ』の編集を通じて知り合いました。彼の工房にもお邪魔させてもらったこともあります。彼はガラスの彫刻家と呼ばれていますが、ガラスの陶芸家(粘土の代わりにガラスを使う)と言った方が理解しやすいかもしれません。そうそう忘れてました、実はジョイB館のバッキーホールに彼の小さな作品があります。ピアノの上にある緑色のガラスの固まりがそれです。
嶋崎さんは、もともとは早稲田大学美術史科で現代美術を学びました。それが古代メソポタミアで使われたガラス技法で彫刻の制作にするようになり、1993年には京都で開催された第一回ガラス彫刻コンペティションでグランプリを受賞。現在は、釧路湿原を望む丘陵地で彫刻及び絵画の制作に取り組んでいます。
嶋崎さんの作品で思い出したことがあります。機会があれば、ぜひジョイにある作品を手で触ってみてください。いろいろな願いを叶えてくれそうなパワーを感じます。授業の前にそうすると、これまで聞けなかった英語が分かるようになる、そんなご利益があるかもしれませんよ。
2005.05.22 16:23