夢があるから走り続けられる!
今日は最初から問題です。「夢があるから走り続けられる!」と言ったのは誰でしょうか? ウーン、高橋尚子? 違います、彼女は「スポンサーがついたから走り続けられる」でした。それじゃ、浦島広樹? 違います、この子は「元気があるから走り続けられる」だけです(注:広樹は一樹の弟で、2歳、このブログでは初登場になります)。答えは、阿部和子さんでした。
彼女はジョイの元生徒で、帯広のデザイン事務所に勤務していた際、ジョイのチラシのデザインを担当していました。その彼女が、帯広を離れアメリカのサンディエゴ市に向かったのは、4年半前になります。そのとき、彼女はすでに30歳。もちろん周囲からは冷たい視線を感じたそうです。
パロマー・カレッジでウエブ・デザインを専攻。そして、現在はデザイナーとして日本語のフリーペーパーを制作しています。サンディエゴに住む日本人は3万人、このペーパーの発行部数は1万部といいますから、立派なものです。中身を見ると、特集は「いざという時困らないクルマのトラブル対処法」、連載には「アメリカで働く」「移民法のツボ」、「ブライアン先生のカルチュラルイングリッシュ」、・・・。これは帯広のフリーペーパー『?』より魅力があります。
今回はビザの書き換えで帯広に戻りましたが、このままアメリカで暮らしたいとのこと。給料がいいわけでもなく、住居は高くなる一方だそうですが、年齢や性別に関係なく仕事ができるかどうかで評価してくれるのが最高なのだそうです。そして「いつか必ずチャンスが来ると信じています。夢があるから、苦しくても、走り続けられる!」と熱く語ってくれました。
ジョイのキャッチフレーズは「飛び出せ、世界へ。英語は翼」です。これは阿部さんのために作ったようなものですね。みなさん、あなたには夢がありますか?