愛のピアノ
私が天国(地獄かもしれませんが)に5枚のCDを持って行くことができるとしたら、その1枚は「愛のピアノ」というアルバムになるでしょう。これは高橋晴美さんの作品です。ここまで書いただけで、「エッ、高橋知事ってピアノを弾くの?」なんていう声が3人ぐらいからありそうですが、知事は高橋はるみです!
晴美さんは、3歳から音感教育を受け、8歳より作曲を始めたというのですから、これは並の人ではありません。国立音楽大学作曲科卒業後にはジャズ理論も学んでいます。そして、1989年に旧ソ連で行われた即興演奏コンクールでピアノソロ部門第一位を受賞。その後のことを書き始めると長〜くなってしまうのでやめますが、私が言いたいのは、これまでリリースした7枚の中の一枚「愛のピアノ」が最高だということです。
晴美さんを一躍有名にしたのは、自ら作詞・作曲した一連の合唱曲なのですが、それらをピアノで優しく弾いたのが「愛のピアノ」です。これまで20枚ほど買わせてもらいプレゼントに使わせてもらっています。「送り手のセンスのよさが分かる」(単に私の音楽センスに対する自慢です)と好評でした。このアルバムには涙ものも含まれているのですが、私が特に好きな曲は「想い」です。
久しぶりに晴美さんから封書が届きました。その中には、6月9・10日に行われる「高橋晴美が贈る ジャズ・イン・晴海」の案内が入っていました。今回はなんと女性16人のビッグバンドと共演するそうです。場所はクラッシックの殿堂、第一生命ホール(晴海トリトンスクエアー)というのですから、これまた画期的な音楽イベントになると思います。
この日は残念ながら東京出張は入っていないので、私は行けません。興味がある方はぜひ行ってください。詳しくは、晴美さんのウエブサイト(http://www.harumi-net.jp)へ。