つぼみ
ジョイの卒業生には、音楽関係の道へ進む人が多いのには驚かされます。そのひとりが三角堂というデュオのグループの流(ながれ)さんこと流田さんです。彼女は高校3年のときに道新文化センターで開講していた私のクラスに入ってきました。とにかく吉田美和のものまねが得意で、当時からいろいろなコンテストに挑戦していました。ジョイのパーティーで2回ほどゲストで歌ってもらったこともあります。
その彼女が1999年「それぞれの歴史」という曲でCDデビューを果たしたのです。彼女の話によると、渋谷を中心に路上ライブからファンを広げていったそうです。東京へ出張した際に渋谷の坂道を歩いていると、この曲が私の耳に飛び込んできました。嬉しくなり、音楽を流している店に入り確かめると、それは有線放送からでした。とても感激したのを昨日のことのように覚えています
あれから6年。三角堂として、シングルCDが4枚、そしてアルバムが2枚出ています。最近まで流さんは道内のラジオ局でDJをしたり、曲がNHKの「みんなの歌」で使われたりと、派手さはありませんが、地道な活動を続けています。
そして、今日、流さんから5月25日に発売になる新しいMaxi Single「つぼみ」のサンプルCDが送られてきました。今回は彼女が作詞・作曲した作品が初めてシングルとして発売されるそうです。早速、聴かせてもらいましたが、ラジオ番組の生放送で出会った人たちや道内各地のいろいろな景色に触れることで、アーティストとして着実に成長したのが分かりました。今回はつぼみから花が咲くかもしれません。6月17日(金)には、帯広のRESTで発売記念ライブがあるそうです。みんなで応援しましょう!