別れの季節
3月は別れの季節です。今日は、2年間ジョイで勤務してくれたハンス先生とアリソン先生の送別会が開かれました。ランチタイムにはスタッフとともに、そして夜は生徒が集まり別れを惜しみました。
彼ら2人に対する思い出と言えば、それはなんといっても愛児ニコラスちゃんの誕生でしょう。ジョイの外国人講師として、初めての当地での出産という快挙(?)をこの2人は成し遂げました。英語が流暢なお医者さんがいるはずもない、そして医療システムも違うこの異国の地でお産をしたのですから、アリソン先生は勇気がある人です。個人的には、それに関わる保険請求業務の煩雑さにはほどほど参りました。
ハンス先生は生まれたのはドイツですが、お父さんの仕事の関係でタンザニア、カメルーン、英国、フランス、韓国などで住んだことがあるという国際人です。ことばもドイツ語、フランス語、英語のトリリンガルで、その語学の才能を生かし、ジョイでもフランス語とドイツ語の講座を開講してもらいました。
2年間のお礼に何か特別なことをしたいと私は考えていました。そして、明日帯広でライブを予定している元センチメンタル・シティ・ロマンス(30年前に人気があった実力派のバンドです)のリーダーでリードボーカルの中野督夫さんと2人のミュージシャンに飛び入りでパーティーに参加してもらい、2曲歌ってもらいました。特に2曲目の「ふるさと」という曲は別れの日にピッタリの選曲でした。
ジョイ恒例の日本語による別れのスピーチでは、「帯広にあって東京にないものは豚丼と雪かき」とハンス先生は話していましたが、雪かきが恋しくなったらいつでもジョイは歓迎します。なにせ最近の帯広は雪が多い! 東京でも豚丼の店ができているようですが、豚丼はやっぱり帯広! いつでも豚丼を食べに帰ってきてください。ありがとう。そしてGood luck!