ドリカム
昨日、季節外れの紅白歌合戦を楽しみました。年の瀬は格闘技番組を中心に見てしまったこともあり、私はNHKの粋な計らいに感謝、感激でした。確かに多くの人が指摘するように、広すぎるターゲット層、歌の合間の笑うに笑えないコント、ヒット曲の少なさ、紅白の凋落は当然と言えば当然かもしれません。
その中にあって、ドリカムの吉田美和が歌った「やさしいキスをして」が最高でした。しばらく彼女の歌は聞いたことがありませんでしたが、抜群の歌唱力だけでなくなぜか心に残りました。紅白の舞台には7年ぶりの出場とのことでしたが、その間、アメリカ進出失敗、元メンバーの逮捕、そして彼女の結婚など、いい意味で彼女を成長させたのだろうと思います。
今では覚えている人も少なくなりましたが、吉田美和が高校3年生のときにジョイのクリスマスパーティーで歌ったことがあります。そのとき彼女は、大きな声で「私これから東京に行きます。プロを目指します!」とはっきり宣言していました。その後、彼女の夢がDreams come trueしたことは衆知の事実です。夢を持ったら、宣言すること。そして、その夢に向かってがんばること。彼女から学んだ教訓です。
ついでに書かせてもらうと、実は吉田美和がボーカルを担当した高校生バンドは前座でした。そのときのメインは、私も入っていたジョイ・バンドだったのです! そして、そのパーティーで司会をしていたのが、今はNHK のニュースの顔、畠山ニュースキャスターでした。ジョイにも信じられないような歴史の一コマがあったのです。
2005.02.12 14:43